GIDの悩み

大人からいたずらをされ女の子のこころを閉ざす

40後半で、女の子の心がよみがえりGIDと自覚した私

2020年2月22日アメブロにて執筆

女の子の心はずっと蓋をしていました。
その蓋が外れるといろんな過去が思い出され、実は幼少期に大人からいたずらされていたという過去が、私の成長に大きくかかわって来たことが自己分析で分かってきました。
今日は、そのことを紹介します。

幼少期の記憶…

幼少期の容姿

幼少期の私は食が細くて、小さくて痩せている男の子だった。
「顔立ちが細くて目がクリっとしていてまるで女の子のようにかわいい男の子だったわ。」と母は、大人になった私に何度か話をしてくれた。
男らしくなんて叱ってしたのに女の子のようにかわいいとはどういうことか?その話を聞いた私はちょっとムッとしたこともあった。

大人の性のはけ口に

そんな、女の子みたいな男の子だった私は、たびたび大人から性のはけ口に使われたの。
そんなドラマみたいな話って本当に?
事実です本当にあった話なんですよぉ

覚えているのは3回、実際にはもっとあったかも知れないけど、もう私の記憶から消し去っていると思う。
本当に誰にも言えない辛いことだったから。

1回目は、銭湯で知り合ったおじさん。
当時、家にお風呂がなかったので私は銭湯に通っていました。
覚えたての自転車から豪快にダイブして右手を骨折した私は、右手を石膏で固めビニール袋をかぶせて銭湯に行っていたんです。
そこで、親切に私のタオルを絞ってくれたおじさんがいたの。
やさしいおじさんだな~と心を開いたのがいけなかった。
夏休みにそのおじさんから声をかけられた。外は暑いからクーラーのある家で休んで行きなさいと・・・・・
優しいおじさんだからとお邪魔すると、おじさんの家でいろいろ悪戯された・・・・・
多分小学校1年生くらいだったと思う

2回目は、小学校2年生くらいの時、遊びに誘うために友達の家へ行ったとき、友達はいなかった。
いたのは友達のお父さんで、すぐに帰ってくるからお上がりと言われお邪魔した・・・・・悪戯された・・・・・

3回目も2年生くらいの時、公園で遊んでいたら高校生くらいのお兄さんに声を掛けられた。
ボールが木の上に引っかかったから取るのを手伝ってほしいと。
いわれるがまま、木の近くまで行くと口を押えられ、悪戯された・・・・・

子供ながらに猛省

僕がついていったのが悪かったんだ・・・大人に言えず自分の心の中にそっと閉じ込めておいた出来事・・・・・

だから、男の子なのに男にすごい嫌悪感があるの
でも、「男の子だから男らしくしないといけない」と、親にも友達にも言われるから自分の気持ちに大きな重たい蓋をして、男らしい男の子になるために工業高校へ進学してバリバリの体育会系の会社に入った。
常に男に嫌悪感がある気持ちと、男らしく生きなければいけないという使命感の狭間でずっと生きてきた。
違和感を抱えながらずっと・・・・・

性別違和に気づいて

男らしい男として成人となり、結婚して子供をもうけ一家を支える大黒柱としてバリバリ働いているのに、今更、僕は女の子になりたかったという幼少期の閉じ込めておいた心がよみがえり、困惑している。

今更、カミングアウトできない・・・・・
社会的立場も家庭もいろんな事をたくさん背負っているものがあるのに、今更・・・・・

でも、心の中では、幼少期の閉じ込めておいた心がよみがえって良かったという気持ちもある
ずっと抱えて生きてきた悩み・疑問が、自分がGIDだと分かった途端にすべて解放されたのだから。

でもこれからは、よみがえった女の子の心と、今現実の社会的立場や家庭とのギャップをどのように埋めていくのかという葛藤に苦しむんだろうなと容易に想像がつくの。

私を探す旅はずっと続く・・・・・

おわりに

あたしがセックスに罪悪感があるのはこの経験が影響しているんだと思う。

子供への性的イタズラは女児男児問わず絶対ダメよ、大人になってもトラウマとして残りその子の人生を狂わせちゃうから。

次は、いじめられていた話
なんかくらい話ばかりだね