GIDの悩み

幼少期から小学校での出来事と心の変化

2020年2月22日アメブロ公開
2020年6月8日引っ越しリライト

自分自身が女の子の心に分厚い蓋をして、男らしい男の子として40年以上も生活していました。

本当の心は女の子なのに、どうして男の子として生きる道を選んで、どのような心理が働いて女の子の心に分厚い蓋をしてしまったのか。
今現在の私の心は不安定で安定していないので、私自身の気持ちを整理するために幼少期から成人するまでの出来事を記憶の奥から引っ張り出して記録することにより自己分析をしたい。
そう思って、記録します。
※執筆当時、心は安定していませんでしたが、リライト時の2020/06/08現在の由貴の心は男と女の子の心が融合して安定しています。すっかり心はおばさん化している由貴ですwww

幼少期、記憶が残っているのは保育園の時です。女の子の輪の中に入りおままごとをしています。
たくさんの女の子と男の子がいておままごとが始まりますが、男の子は飽きてしまい一人減り二人減りいよいよ男の子は私だけになりました。
ほかの男の子はボールを投げたり蹴ってたりして遊んでいます。
ボール遊びは好きではありませんでしたから、女の子とおままごとをしていた方が楽しかった。

場面が変わって、家のなかでしょうか?母親から「女の子といつまでもおままごとをするのはおかしいよ。 男の子らしい遊びをしなさい。ボール遊びとかできるでしょ」と叱責されています。
「泣きながら、ボール遊びってつまんない。おままごと大好き。男の子らしい遊びって何?」と泣きながら答えています。

じゃあ私は男の子の遊びは一切しなかったのかというと、ブロックでロボットを作ったり、飛行機を作ったりして遊んでいましたし、ミニカーなんかも好きでした。
女の子の遊びは、ゴム飛び、シロツメクサで花輪をつくったり、シルバニアファミリーやリカちゃん人形でも遊んでいましたよ。

走るのは遅いし、運動は苦手、おしゃべりは大好き、どちらかというと女の子よりの男の子で、母親もさぞかし心配だったのではないかと思います。

小学校に上がると、男の子とはあまり遊びませんでした。
女の子と一緒にいて鉄棒で遊んだり、縄跳びで遊んだりしています。
男の子は休み時間にサッカーで遊んでいますが、私はやりませんでした。

一度サッカーに誘われてやりましたが、ボールは飛ばないし、飛んできたボールは怖いし、男の子「みんなには女の子かよ」と馬鹿にされたので、その日以来絶対にサッカーはやりませんでした。

では野球はというと、一度だけ休みの日に近所のガキ大将に誘われました。
乗り気ではありませんでしたが、勢いに負けて参加してみたところ、やっばり散々!
バットを振っても当たらないし、ボールは取れないし、投げても届かない・・・・・「こいつ女みたいだな~」と馬鹿にされ、その日以来野球もやりませんでした。

小学校1年生と2年生の時に、近所の大人からいたずらされた話は前回の記事に書いたとおりです。

母親いわく、女の子みたいなかわいい男の子だったそうで、それがゆえいたずらされたのかな~?
いまではただの中年太りのおっさんでそんな面影はありませんがw
いたずらされたことは、親も警察も学校も誰も知りません。
私の女の子の心にそっとしまって、つい最近まで分厚い蓋で閉じ込めてありましたからね。

小学3年生くらいの時だと思う。
母親に紫のきれいな靴を買ってもらった
ちょっとキラキラしていてきれいですごくうれしかった。
ただ、一部ワンポイント的な部分がマジックで黒く塗りつぶしている部分があり、子供心に何だろうと思っていたけど、とてもうれしくてルンルンで学校に履いて行ってたの。
紫でキラキラなんで初めて履くので毎日がドキドキワクワクしていた。
でも、ある日、クラスの男の子に「女の子の靴を履いてやがる気持ち悪い」と言われ、とても傷ついた。
とてもショックで2~3日学校に行かずに泣いていた。

大人の男性にいたずらをされ、同級生の男の子にはバカにされ男の子は大嫌いだった。
仲のいい友達以外の男の子には嫌悪感を抱いていた。

夏のプールは男子海パン、女子ワンピースの水着というのが理解できなかった。
銭湯では裸なのに、プールで同級生の男子に裸を見られるのが嫌だったの。

案の定、他の男の子より乳輪が大きかった私は、クラスの男の子にバカにされたの。
本当に悔しかった。
小学4年生の時は、「なよなよして女の腐った奴だ」と言われクラスの男の子から殴ったり蹴ったりのイジメを受けた。

とても悲しかったけど、そのいじめは他の男の子には波及しなかったし、女の子はかばってくれたから登校拒否にはならなかったわ。

小学5年生の時に初恋をした。
クラスの女の子に初恋。

多分、男の子にスゴい嫌悪感を抱いていたので男の子は初恋の対象にならずに、男の子という身体の器の本能どおりの異性に恋をしたのだと思う。
この辺は男の子として正常?だったのかなぁと思う。

小学6年生の時、中学生で使う学ランのサイズを図った会場で、セーラー服を着ている女子が羨ましいと思ったけど、僕は男の子だから男らしくならないといけないと思い、女の子の心に蓋をしようとしていた。

出来上がった学ランに袖を通しても全然うれしくなかったことをよく覚えている。
ちょうど第二次成長期で男性ホルモンがたくさん出ていて、初恋も女の子、バカする男子に嫌悪感があり男の子は嫌い。

男らしい男の子になって見返してやるという気持ちが勝り、女の子の心に蓋をしようと模索していた小学校高学年だったんだなぁ。多分。

次は中学生活 いろいろあったので

その話は次回に・・・